前回の続き。
仏前式って?神前式とは違い仏教の宗教的結びつきからきたもの。
席順は神前と変らないようですね。流れとしては次のようです。
- 参列者が入堂、着席
- 新郎新婦が媒酌人と共に入堂、着席
- 司婚者が入堂、合掌礼拝・・一同合掌
- 司婚者の敬百文朗読・・一同起立
- 新郎新婦に念珠授与・・参列者も起立
- 司婚者の司婚の辞
- 新郎新婦の誓詞と焼香
- 誓杯と祝杯
- 司婚者の祝辞
- 合掌礼拝、司婚者の退場
- 新郎新婦、参列者退場
司婚者って?
結婚式を司る人で、結婚式の司会・進行者のことをいい、人前式の進行役や仏前式において挙式を司る住職・僧侶のことをいいます。
念珠授与?
雅楽が奏でられ、僧侶によって新郎には白リボンの付いた念珠、新婦には赤か紫のリボンのついた念珠を授与されること。念珠の持ち方は、左手の四指にかけてふさを下に垂らして親指で軽く上から押えて両方の手のひらを合わせるようにします。
誓杯は神前とは逆で一の杯は新婦から始め、二の杯は新郎から、三の杯は新婦から始め3回ずつ呑み乾かします。そのあと全員起立のもと祝杯に移ります。この時あらかじめ「かわらけ」杯が全員に配られているので、新郎新婦の分だけ酌人が持ってくれば準備完了。お酒は媒酌人を始めに順々に注がれていき、最期に新婦に注がれて終わり。
司婚の辞とは?
「新郎は敬に伴うに愛をもってよく夫たるの本分を尽くし、終生苦楽を共にすることを誓うべし。新婦は愛に伴うに敬をもってよく妻たるの本分を尽くし、終生苦楽を共にすることを誓うべし。ここに両者の誓いを得て一堂に来会の諸兄姉とともに円満なる婚儀の成立を認め、数珠を新郎・新婦に授けて仏祖報恩(ぶっそほうおん)の誠をつくさむ」というような内容を、仏前での誓いの言葉をもとめ、仏による婚儀の承認を告げるという意味で司婚者が読み上げます。この間新郎新婦はじっと頭を垂れて誓いの念を新たにします。
新郎新婦の誓詞たいてい文案が用意され、あらかじめ署名してあるので、指示通りの新郎の朗読でOK。
キリスト教式だとどうなってるの?
カトリックの場合3ヶ月ぐらい前から講習や勉強会などに参加すれば、、信者でなくても教会で式は挙げられることが多いですね。
プロテスタントでは新郎・新婦のどちらかが信者か、牧師によって結婚式を機に信仰に導く事が出来ると考え、信者以外でも挙式を引き受ける場合がありますね。最近は数回のカウンセリングでOKというのもあります。
式場となる教会は前方中央に聖壇、牧師はその前の立卓に向かって新郎新婦、並びに参列者に相対する形となります。新郎・新婦の両親、次に兄弟、姉妹などの親族席、後方へ来賓、友人と続き、一番後ろが一般信者。席は総てイス。席を両側に、入り口から聖壇にいたる通路がバージンロードで、新郎新婦、媒酌人夫妻以外は通れません。入り口に白いリボンが飾られて、白い布が敷かれます。
流れは
- 新郎新婦の入場
- 讃美歌・・・・・・・・・・・参列者一同起立して合唱
- 聖書の朗読とお祈り
- 司婚者の式辞
- 結婚の誓約(新郎新婦)・・・一同起立
- 結婚指輪の交換
- 神への感謝の祈り
- 宣言・・・・・・・・・・・・牧師が二人の結婚を宣言する
- 讃美歌・・・・・・・・・・・参列者一同起立して合唱
- 結婚を祝うお祈り
- 新郎新婦の退場
前奏があるので係の案内で席につきます。続いて牧師の入場。
曲の始まりと共に新郎は媒酌人と共に入場。祭壇の前まで進むと体を入り口の方に向け、新婦の入場を待ちます。新婦は介添人二人(ブライドメイド)に続き、約2メートルの間をおいて牧師の前まで進み、そこで腕をとき父親は新婦を新郎に引き渡します。新郎は新婦の腕を取り、並んで牧師の前に進み、介添人は新郎新婦の後方へ新婦の父はあらかじめ定められた自分の席に座ります。
カトリックの場合、定められた時間になると教会堂の鐘が打ち鳴らされそれが合図となって、結婚式が始り、結婚行進曲に合わせ新郎新婦が参列者に迎えられ入場。司祭の祝祷、祝福、聖書の朗読と続きます。そして結婚の認可「公の教会の名によって、汝ら二人を婚約のサクラメントにおいて結ぶ」と宣言。新郎新婦の指輪の交換をします。そこで新郎新婦が「全能の天主のみ前において、夫婦の道に誠をもって励む」という旨の誓約をします。
アベ・マリアの合唱が続いて最後に新郎新婦が結婚証明書にそれぞれ署名捺印して式は終了。(婚姻届と違うので効力はない)
やっぱり日どりは縁起をかついだほうがいい?
最近の結婚式場だと、仏滅の方が混雑もなくゆとりがあるサービスを受けられる場合が多いですよね。この辺はご両家の了承にもよりますが。
正式でいうところの”お日柄”を例にとると
十二直・・・・月末の夕方に北斗七星の「柄」の部分が指し示す方角の星座(十二支)を月名としたことに始まる暦
- 建(たつ) 神仏を祀り、柱立て、棟上げ、新衣着はじめ(仕立おろし)、元服、
- 新事業開始、婚礼、旅行、金銭の収納等は吉。ただし、屋敷内の土を
- 動かしたり、蔵の中から物を出したり、舟乗り始め等は凶。
- 除(のぞく) 種まき、医師にかかり薬を飲むこと、井戸掘り等は吉。
- ただし婚礼、動土は凶
- 満(みつ) わたまし(移転)、旅行、婚礼、元服、普請すべて吉。
- 平(たいら) 地固め、柱立て、種まき、移転、祝い事すべて吉。とくに婚礼は大吉。
- 定(さだん) 種まき、移転、祝い事、売買等は吉。ただし普請、造作、植木いじり等は
- 凶。とくに婚礼は大吉。
- 執(とる) 婚姻、種まき、井戸掘り、造作等は吉。ただし金銭収納、財産整理等は凶
- 破(やぶる) 訴訟、交渉事は吉。ただし神仏祭祀、普請、造作、移転、祝い事は凶。
- とくに婚礼は大凶。
- 危(あやぶ) 酒造りだけは吉だが、他は全部凶。
- 成(なる) 見合い、結納、婚礼、新事業開始、開店、種まき、普請、造作、移転等 は吉。ただし訴訟、交渉事は凶。とくに結納は大吉。
- 収(おさん) 五穀の取入れ、物品の買つけ買入れ、新築など吉。
- ただし婚礼と見合いは凶。
- 開(ひらく) 門作り、井戸掘り、造作、婚礼、元服などは吉。ただし葬式等不浄事は 凶
- 閉(とづ) 金銭収納、墓作り、厠作りは吉。ただし造作、旅行は凶。
こだわってもきりはないですけどね・・。
遠方から来た来賓者への「お車代」っていかほど?
算定基準は往復の新幹線又は航空機の料金あたりが無難のようですね。基本的に親族には「お車代」は準備しません。しかし、久しい方などには、ホテル(宿泊)を準備して昔話をすることをおすすめしますね。主賓(職場の上司・恩師)を招待したときは近くても「お車代」という形でお礼を。
あんまり親しくない上司でも呼ばなきゃダメ?
別に会社関係の方たちにきていただくことに関して何の抵抗もなければそれでいいのですが、今は披露宴の規模も小さくなってきていますし、必ずしも出席していただくのが常識というわけではないので、この辺はご安心を。ただ、必ず結婚する旨だけは上司に報告しておきましょう。できれば直前ではなく、半年くらい前辺りで報告するのがいいかもしれませんね。そして、その際に「結婚式は身内のみでさせていだたくので」というようなことを一緒に伝えておけば、何の失礼もありません。
よくここで、「海外挙式ですので・・・」と言われる方もいるかもしれませんが、ホントに海外挙式ならいいのですが、実際は国内で挙式するのに呼びたくないが為だけの言い訳として海外挙式を使う場合は十分注意。
その後、「国はどこだ?どんな教会だ?日程は?飛行機は?・・・」など聞かれるかもしれませんし、終わってからは「海外挙式ってどんな感じ?写真見せて~」なんて言われるかもしれませんし、ちょっと落ち着きません。ホントは海外挙式じゃなかった・・・なんて。